スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年02月08日

KJホークアイ 木製ストック完成編



KJ ルガーホークアイの木製ストック作製 完成編です。

前回は大まかな切り出しまででしたが、今回はいよいよ形を整えて完成です。


前回まではこんな形で中をくり抜いただけでしたが、今回はトリマーのめんどり用の歯で削って、角を丸めていきます。



こんな風に角が丸まってるのがわかると思います。
よくある家具の角の仕上げみたいになります。



フロント部分も丸めていきます。

トリマーで丸めてしまうことで、手削りの作業が結構短縮できると思います。



はまりの具合を確かめているところです。
はまり具合はまあまあです。ガタはありません。
一応センターも取れていて、良い感じでフィットしてくれました。



ここから地獄のノミ、彫刻刀タイムです。
めちゃめちゃしんどい作業でした。
握り部分や肩当て部分は成型にかなり気を使いました。
VSR10のストックを参考に形を作ったので、最終的には、それらしいものに仕上げることができました。



カンナやノミを駆使して削りまくります。
削りカスが刺激的でしんどかったです。



木工用の棒ヤスリで最終的な調整をします。


そのあと120番、240番のペーパーの順にヤスリがげし、仕上げていきます。
ストック後方の白っぽい節みたいな模様は、カンナで失敗した跡を埋めるためのパテです。



その後、オイルステインで好みの色に染めてしまいます。
本当は木工用の下地材を塗ってさらに研磨すると素晴らしい仕上げになるらしいのですが、ここに来てめんどくさくなってしまったので、そのままステインを塗りました。


本体との固定用のネジ穴を開けていきます。


銃床部分に何時ものように滑り止めのラバーシートを接着します。



以上で完成です。

思った以上に木製ストックの自作は大変でした。市販の木製ストックの価格設定にも納得できます。




アメリカンなおっさんが、休日の昼間に射撃場でバンバン撃ってるような22口径ライフルっぽく仕上がったとおもいます。大満足。




しかしながら、自分で作ったストックと言うのは思い入れが違いますね。
多分大切にすると思います。思ったより木目も出ず、もっさりした仕上がりですが、結構好みなので気に入ってます。


追加のマガジンも買ったので今度サバゲーで使って見たいです。


みなさんも時間があれば木製ストック自作にチャレンジして見ては?

それでは。

  


Posted by ポンコツマニア  at 02:24Comments(1)KJルガー10/22

2016年02月02日

KJホークアイ 自作 木製ストック その1




前回失敗例を紹介したKJホークアイ ルガー10/22の 自作 木製ストックについてです。

今回は成功例を記事にしていきたいと思います。



木材はマコレと呼ばれる銘木です。別名アフリカンチェリーと呼ばれるもので、これも南国の方の木ですね。

密度は高く、ずっしりとした重みがあり、硬さも十分です。BB弾の跡がついてしまうなんてことはなさそうです。
薄っすらとですが素直な木目が通っています。

どうやらこのマコレ、切削加工や切断を行う際に出る木くずや粉塵を吸入してしまったり、目に入れてしまったりすると、かなり痛いし、涙、鼻水が出るよ、的なことがネットに載っていました。
加工の際は防塵マスクやメガネが必須です。
立派な一枚板ですが、銘木店にて5000円程度で購入できました。

銘木店は面白い場所ですね。ホームセンターの木材コーナーとは比べものになりません。
アメリカンウォールナットやチーク、メープルなど木製ストックに加工したい木材が山ほどありましたが、どれもそれなりに値段が張るので諦めてマコレにしました。



前回の型を元にジグソーと丸ノコを使って切り出します。

丸ノコは直線の切断に向いているので、曲線のジグソーと使い分けると良さそうです。



かなり厚みがありますが、前回ほどではありません。
厚みも、前回の反省を活かし、ベストな板を選びました。



今回は現物合わせに頼らず、しっかり寸法を測って削りました。この辺も前回の反省点です。



機関部の収まる部分の削りはトリマーで行います。
木材が硬く、トリマーが途中で壊れたりしましたがなんとかなりました。

この作業は失敗例合わせて二回目ですので、勝手が分かり、かなりサクサク進めました。



こんな感じで溝を掘っていきます。
加工の際に粉塵が目や鼻に入り、結構やばかったです。
防塵マスクとメガネはしていたのですが、細かい粉塵が厄介でした。



アウターバレるとの干渉部分もこのように形を合わせていきます。



画像は前回の失敗ストックですが、今回は慎重な作業を心がけたため、少しは丁寧にできたかなと思います。

次回はストック形状の成型についてです。

それでは。

  


Posted by ポンコツマニア  at 19:38Comments(2)KJルガー10/22

2016年02月02日

KJ ホークアイ 自作木製ストック(失敗編)




この間、KJワークスのルガー10/22 ホークアイver2を購入しました。

どうも自分は22口径のライフルが好きみたいです。
22口径のライフルといえば10/22と言うことでついに買ってしまいました。

でもKJの10/22はライフルって感じがしません。レールがゴテゴテついたタクティカルな外見です。

自分の好みではないので、思い切って木製ストックを自作することにしました。

今後木製ストックを自作される方の参考になればと思い、あえて自分のアホな失敗例を書いていきます。
現在はちゃんとしたストックを作成して装着してます。



まずは10/22を分解して、既存のストックを外します。
そこから適当な板にマジックで理想のストックの線を描いていき、イメージを作っていきます。

線は他のトイガンのストックの形を参考にすると描きやすいですね。
自分はvsr-10のラインを参考にしました。



自宅の納屋にあったラワン材を先ほどの型に合わせて切断します。
型をあらかじめ作ることによって、構えやすい長さや太さのイメージがしやすく、本切り出し前の微調整も容易にできます。

木材選びですが、はっきり言ってラワンの一枚板などは、銃器の木製ストックには向いていません。

ラワンは南国の木で、目が荒く、なめらかな表面を作るのは至難の技です。木目は目立たず、ストックになった時に残念な感じになります。



ラワン材の厚さが足りなかったため、二枚切り出して接着し、合板にします。

木材の選択と、この決断が後の失敗の元凶です。


木工ボンドをつけて接着します。
この日は納屋での作業です。外は一日じゅう吹雪、納屋はヒーターをつけても氷点下でした。

木工ボンドを使おうとチューブを押すと、中身がガチガチに凍っていてびっくりしたものです。

接着時の気温やボンドのコンディションの悪さ、機関部の入るスペースを接着前に削っておかなかったことなど、様々な要因が後の失敗に結びついています。



夏場は半日くらいでボンドが透明になるんですが、氷点下での乾燥のため一日おいてもボンドの一部が白いままでした。

完全乾燥前にすでに木材と木材の間に隙間が空いています。
接着時は隙間は一切ありませんでした。
クランプでかなりがっちり固定したのですが、ボンドの水分で板が湾曲したようです。
ボンドの接着に時間がかかり、木材にボンドの水分が吸収されてしまったことが原因でしょう。



この時の自分は、後で木部パテで埋めればいける、と言う判断で、トリマーで機関部の入るスペースを掘り出しています。
この作業で貴重なトリマーの歯が一本ダメになりました。



マガジン挿入スペースもひたすら掘ります。
しかしながら、二枚貼り合わせる前にきちんと線を書いて掘っていればもっと楽だったなと激しく後悔しているのもこの時です。


溝堀に飽きたらストックの形状を削り出して気分転換です。重ねた板の厚さが厚すぎるため、理想の形になるまでひたすら削り続けます。
木くずの量がやばいです。
途中から、木くずを作っているのかと勘違いしてしまうほどです。



自宅で仕上げようと雪降る中をストックを持って歩いて来たのですが、雪に当たって濡れてしまってストックの隙間がさらに拡大しています。




この辺でついにモチベーションが維持できなくなりました。
実際機関部のはまりもイマイチで、フィット感がまるでありません。
トリマーで削りすぎました。と言うか雪で濡れてはまり方が狂った感じです。



やってしまいました。
ドライバーを隙間に突っ込んだら簡単に真っ二つになりました。

もう修正する気にもなりません。

以上が10/22木製ストック製作時の失敗例です。


現在の10/22ですが、

※写真の斑点はiPhoneのカメラに侵入した汚れです。

このように、失敗例を参考に、自分の満足できる形の木製ストックを作り上げることができました。

製作については次回まとめていきたいと思います。
それでは。
  


Posted by ポンコツマニア  at 18:10Comments(0)KJルガー10/22