2015年02月27日
マルイ M870 ピストルグリップカスタム

東京マルイのM870タクティカルをピストルグリップ化して、銃身を切り詰め、フォールディングストックを取付けたカスタムです。

東京マルイからM870が発売されてから、ずっとやりたかったカスタムでした。
でも今はショートスタイルのブリーチャーが発売されてしまい、あまり存在意義が無い気もしますが

ピストルグリップはマルゼンのM1100リヴィションのものを流用しています。
本体との接続部分の形状が全く違っていて、接続用のネジ穴も新しくドリルで開けています。
なかの凹凸も彫刻刀で彫って現物合わせしています。

マルゼンのピストルグリップには取り外し可能なガスタンクが内蔵されており、内部でガスタンクと本体をチューブで接続することでパワーソースを得ています。
本体との接続部分には、タップでネジ穴を切り、M5のカプラーを取り付けています。
この辺はネットで見つけたやり方を参考にしています。決して自分で考えたやり方では無いです。

だいたいワンチャージで、3発発射モード時で5シェルは余裕で撃てます。
ガスタンクも三つほど買ったのでガスが切れたらハンドガンのマグチェンジの感覚で交換できます。

当初はショート化する気はなく、長めのシェルチューブを付けたエクステンションバレルタイプのものでした。
先台は木目調塗装を施してあります。
ターミネーター2の、ラストの溶鉱炉のシーン、サラがこのタイプのレミントンM870を使ってT1000を溶鉱炉一歩手前まで追い詰めます。
そのシーンの片手ポンプアクションの格好良さにしびれてこのタイプを目指しました。

しかし、いざサバゲーで使ってみると、長いバレルが邪魔をして、ピストルグリップの取り回しの良さを台無しにしていることに気づき、ショート化したという訳です。


作業途中の写真です。

ショート化といっても、よくあるバレルだけを切り落とすカスタムではなく、先台の内部のパイプ、シェルチューブも切断しているので、バレルのみのショート化とくらべて、さらに4センチほど短く切り詰められています。
恐らく内部の機構上これ以上短くするのは自分の技術力的には無理です。

ショート化に伴い、はみ出たインナーバレルも当然カットしています。
先代についている謎の金具は、フォアグリップをパテで自作しようとしていた時の名残です。

最終的に余っていた20mmレールをねじ止めして、市販のグリップをつけています。
結構ワイルドな感じにまとまったので良かったです。
ブリーチャーが出るまでは結構お気に入りだったんですが、最近はあまりサバゲーに持って行っていません。
しかし、マルイのM870ブリーチャーを含め、ピストルグリップでコンパクト、シェルの処理を省き、ポンプアクションも軽く、かつ同時発射で散弾を撃てるトイガンというのはインドア戦などではかなり使えると思います。
また、今後のカスタムパーツの販売にも期待しますが、マルイのM870にも、工夫次第で様々なタイプのグリップやストックを取り付けられる可能性があるということがわかったので、今後のカスタムの幅が広がったような気がします。
家に余ってるマルイM870があればやってみてはいかがでしょうか。
それでは。