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Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年02月02日

KJホークアイ 自作 木製ストック その1




前回失敗例を紹介したKJホークアイ ルガー10/22の 自作 木製ストックについてです。

今回は成功例を記事にしていきたいと思います。



木材はマコレと呼ばれる銘木です。別名アフリカンチェリーと呼ばれるもので、これも南国の方の木ですね。

密度は高く、ずっしりとした重みがあり、硬さも十分です。BB弾の跡がついてしまうなんてことはなさそうです。
薄っすらとですが素直な木目が通っています。

どうやらこのマコレ、切削加工や切断を行う際に出る木くずや粉塵を吸入してしまったり、目に入れてしまったりすると、かなり痛いし、涙、鼻水が出るよ、的なことがネットに載っていました。
加工の際は防塵マスクやメガネが必須です。
立派な一枚板ですが、銘木店にて5000円程度で購入できました。

銘木店は面白い場所ですね。ホームセンターの木材コーナーとは比べものになりません。
アメリカンウォールナットやチーク、メープルなど木製ストックに加工したい木材が山ほどありましたが、どれもそれなりに値段が張るので諦めてマコレにしました。



前回の型を元にジグソーと丸ノコを使って切り出します。

丸ノコは直線の切断に向いているので、曲線のジグソーと使い分けると良さそうです。



かなり厚みがありますが、前回ほどではありません。
厚みも、前回の反省を活かし、ベストな板を選びました。



今回は現物合わせに頼らず、しっかり寸法を測って削りました。この辺も前回の反省点です。



機関部の収まる部分の削りはトリマーで行います。
木材が硬く、トリマーが途中で壊れたりしましたがなんとかなりました。

この作業は失敗例合わせて二回目ですので、勝手が分かり、かなりサクサク進めました。



こんな感じで溝を掘っていきます。
加工の際に粉塵が目や鼻に入り、結構やばかったです。
防塵マスクとメガネはしていたのですが、細かい粉塵が厄介でした。



アウターバレるとの干渉部分もこのように形を合わせていきます。



画像は前回の失敗ストックですが、今回は慎重な作業を心がけたため、少しは丁寧にできたかなと思います。

次回はストック形状の成型についてです。

それでは。

  


Posted by ポンコツマニア  at 19:38Comments(2)トイガンKJルガー10/22

2016年02月02日

KJ ホークアイ 自作木製ストック(失敗編)




この間、KJワークスのルガー10/22 ホークアイver2を購入しました。

どうも自分は22口径のライフルが好きみたいです。
22口径のライフルといえば10/22と言うことでついに買ってしまいました。

でもKJの10/22はライフルって感じがしません。レールがゴテゴテついたタクティカルな外見です。

自分の好みではないので、思い切って木製ストックを自作することにしました。

今後木製ストックを自作される方の参考になればと思い、あえて自分のアホな失敗例を書いていきます。
現在はちゃんとしたストックを作成して装着してます。



まずは10/22を分解して、既存のストックを外します。
そこから適当な板にマジックで理想のストックの線を描いていき、イメージを作っていきます。

線は他のトイガンのストックの形を参考にすると描きやすいですね。
自分はvsr-10のラインを参考にしました。



自宅の納屋にあったラワン材を先ほどの型に合わせて切断します。
型をあらかじめ作ることによって、構えやすい長さや太さのイメージがしやすく、本切り出し前の微調整も容易にできます。

木材選びですが、はっきり言ってラワンの一枚板などは、銃器の木製ストックには向いていません。

ラワンは南国の木で、目が荒く、なめらかな表面を作るのは至難の技です。木目は目立たず、ストックになった時に残念な感じになります。



ラワン材の厚さが足りなかったため、二枚切り出して接着し、合板にします。

木材の選択と、この決断が後の失敗の元凶です。


木工ボンドをつけて接着します。
この日は納屋での作業です。外は一日じゅう吹雪、納屋はヒーターをつけても氷点下でした。

木工ボンドを使おうとチューブを押すと、中身がガチガチに凍っていてびっくりしたものです。

接着時の気温やボンドのコンディションの悪さ、機関部の入るスペースを接着前に削っておかなかったことなど、様々な要因が後の失敗に結びついています。



夏場は半日くらいでボンドが透明になるんですが、氷点下での乾燥のため一日おいてもボンドの一部が白いままでした。

完全乾燥前にすでに木材と木材の間に隙間が空いています。
接着時は隙間は一切ありませんでした。
クランプでかなりがっちり固定したのですが、ボンドの水分で板が湾曲したようです。
ボンドの接着に時間がかかり、木材にボンドの水分が吸収されてしまったことが原因でしょう。



この時の自分は、後で木部パテで埋めればいける、と言う判断で、トリマーで機関部の入るスペースを掘り出しています。
この作業で貴重なトリマーの歯が一本ダメになりました。



マガジン挿入スペースもひたすら掘ります。
しかしながら、二枚貼り合わせる前にきちんと線を書いて掘っていればもっと楽だったなと激しく後悔しているのもこの時です。


溝堀に飽きたらストックの形状を削り出して気分転換です。重ねた板の厚さが厚すぎるため、理想の形になるまでひたすら削り続けます。
木くずの量がやばいです。
途中から、木くずを作っているのかと勘違いしてしまうほどです。



自宅で仕上げようと雪降る中をストックを持って歩いて来たのですが、雪に当たって濡れてしまってストックの隙間がさらに拡大しています。




この辺でついにモチベーションが維持できなくなりました。
実際機関部のはまりもイマイチで、フィット感がまるでありません。
トリマーで削りすぎました。と言うか雪で濡れてはまり方が狂った感じです。



やってしまいました。
ドライバーを隙間に突っ込んだら簡単に真っ二つになりました。

もう修正する気にもなりません。

以上が10/22木製ストック製作時の失敗例です。


現在の10/22ですが、

※写真の斑点はiPhoneのカメラに侵入した汚れです。

このように、失敗例を参考に、自分の満足できる形の木製ストックを作り上げることができました。

製作については次回まとめていきたいと思います。
それでは。
  


Posted by ポンコツマニア  at 18:10Comments(0)トイガンKJルガー10/22